Nabeshima Kosengama

佐賀県・鍋島焼(磁器)

清らかに澄んだ青磁の花器を制作したのは、日本が誇る磁器の産地、伊万里市に位置する鍋島焼の虎仙窯。その歴史は、江戸時代までさかのぼります。都の将軍へ贈る献上品を作るため、鍋島藩が築いた藩窯が鍋島焼のはじまり。限られた者だけが使用を許された、最高品質を誇る「大名のための日用品」として名を馳せました。時は巡り現在では、透明感のある青磁や優しく華やかな染付は、多くの人々に愛されています。

「子どもの頃から当たり前のように開催されていた、鍋島焼のお祭りが初めて中止に。お客様や産地の仲間や家族、そして自分自身のためにも何かしたいと自問自答しました」と話すのは、鍋島虎仙窯の川副隆彦さん。親子3代で現在7人の職人を抱える鍋島虎仙窯を盛り立てています。「鍋島でも明るいニュースがないなか、改めて、この地と自分たちの作る品々が好きだと再確認。私たちの大好きなもの作りを通して、皆さんを癒し、元気を取り戻すきっかけになればと願っています」


尚、青磁には2通りの表記があります。磁器(石が原料)をつかった商品には「磁」の文字を使用。反対に、陶土(土が原料)をつかった商品には、青瓷という「瓷」を使った文字を使用します。どちらも読み方は「せいじ」です。

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